〜prologue〜 
It was a start of this story. (09/07/31)




「私には君が必要だ。一人だなんて言わないでもらいたい。
 MSに乗りたくないならもう乗らなくて良い。だが、君を傍におくのは良いだろう?」






それは 僕の犯した罪







君の傷ついた心は酷く純粋で 其処に漬け込み上手く利用出来ればそれで良かった

君が持つ長けた能力は全てを破壊する為の駒
僕が望んでいた終末へ向けて走り出す為の追い風



涙が止まらないのなら、今はまだ羽ばたかなくて良いよ
傷ついた羽を此処で十分に休めて居ておくれ

僕が傍に居てあげるから






― いつか僕が 君に殺されるその時まで ―









〜 優しい嘘 〜 ...Rau Le Creuset Original story


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